2014年2月6日木曜日

うさぎのえさ?!



みなさんは「ローフード」って知ってる?
通訳・翻訳部長のオステンさんは実はローフード・シェフの資格を持っていて、日々研鑽を積んでるんだ。
そしてその「作品」を披露してご馳走してくれることもしばしば♪

オステンさんの場合、使用するのは野菜と果物とナッツだけ。そしてその調理方法も徹底してて、基本は生で調理するんだけど、食材を乾燥するときなどは食材がある一定の温度にならない様に気をつけるんだって。
理由は食物に含まれている「酵素」を壊さないためだとか・・・
どうやらこの「酵素」が体にとっても大切みたい。
オステンさんの作る「作品」は見た目がとってもすてき♪ある時、ローフード・ケーキを作ってくれたんだけど、見た目はもう普通の生クリームをたっぷり使ったケーキそのもの。いろいろな食材を工夫して「本物」そっくりに仕上げて、モチロン味もおいしかったニャ=^_^=



今日の作品は、パプリカペーストの上にカシューナッツチーズをメインに使ってビーツで挟み、その上にほうれん草とバジル、そしてピスタチオのペーストを乗せたラビオリ(手前)と、ズッキーニを敷いた上にマカデミアナッツチーズとトマトソースを乗せ、オリーブオイル、ローズマリー、マジョラムのソースを添えたラザニア(奥)。そしてどちらも味付けにいろいろな食材を使ってて味も本格的♪

ご覧の通り、ローフードは下ごしらえが大変。本来ならば動物性の食材を使うところを、全て野菜や果物で「代用」して見た目や味を作り出さなければならないんだ。ソースひとつ作るのにも工夫やアイディアがいっぱいで手間がかかってるんだ。この作品も準備から2日もかかってるんだって!



ローフード、つまり「生食」だからいわゆるニンジンの丸かじりもローフード。よくドイツ人職員さんがニンジンを丸ごとかじりながら仕事してたっけ・・・ドイツでも昔からローフードに対する考えがあったみたいだけど、ドイツの人はどちらかと言うと健康優先で見た目は二の次。だからローフードというと「うさぎのえさ」の様なイメージが=^_^;=
だから見た目にもこだわったローフードは、実はアメリカで発展していったんだ。オステンさんも実際にアメリカで勉強したんだって。

見た目が美しくとってもおいしい!
おまけに体に良いとくれば、もっと食べたくなっちゃうニャ~=^_^;=

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